稲毛の歯医者、なかむら歯科です。
2022年新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
依然、コロナ禍の中皆様の生活も「我慢」を強いられていますね。
このコロナの影響で歯石除去等の定期検診、虫歯治療などの受診を控え、痛みや腫れなどの症状が発現し、重篤になってからの歯科検診をされる方が多くいらっしゃいました。マスクを外し日常生活ではない至近距離での歯科検診に患者さんだけではなく、歯科医療従事者も不安を覚えてしまうのは当然です。
「なんで歯科医院でクラスター感染が起きていないの?」と医師である知人に言われたことがあります。明確な回答はわからず、あくまで推測の範囲ではありますが、日ごろから、かつ学生時代の歯科関係の授業を受けていた頃から唾液に関しての飛沫感染に対し原因や感染対策について当然のように身についているからかもしれません。
近い将来、以前のようにマスクを外して、当たり前のように過ごせる日が必ずやってくることでしょう。
その時のために、今のうちにきれいなお口の中になるように安心して通院していただき治療やメンテナンスをしましょう。
「なかむら歯科」の今年は歯ぎしりや睡眠時無呼吸症を対象にしている「睡眠歯科」の分野に力を入れていこうと思います。
睡眠という無意識時であるからこそ、お口の中、そして全身の健康へ多大な影響を与えているのです。歯ぎしりに関しては保険適用の検査ができ、結果を「視覚化」することで意識できる行動へと変容できます。
睡眠時無呼吸症に関しては医師でも使っている検査(自費診療:11,000円)を一晩自宅で行っていただけるだけでわかります。
皆さんの今までの歯科のイメージでは取り組んでいなかった分野かと思いますが、全身の健康のための入口である「口腔」ですから「医科歯科連携」のひとつとして取り組んでまいります。
8年目となる「なかむら歯科」です。「生まれ育ったこの地に少しでも恩返し」という初心を忘れずに皆さんにもっともっと信頼していただけるよう2022年もスタッフ一同取り組んで参ります。
みなさん、こんにちは。
あっという間に年内最後のひと月になりました。
忙しい月ですが、体調管理もしっかり行いましょうー!
さて、みなさん。
冬になるとお肌の乾燥が気になる方も多くいると思いますが
お口の中は乾燥していませんか?
唾液は「天然の万能薬」とも言われるほどすごいパワーを持っています。
・自浄作用
・抗菌作用
・pH緩衝作用
・再石灰化作用
・粘膜保護、潤滑作用
・消化作用
・粘膜修復作用
・溶解、凝集作用など。。。
このようにたくさんの働きがある唾液ですが、ストレスや水分不足によって唾液の力が低下すると上記の働きが弱まってしまいます。唾液力を最大限に発揮するためには「質」と「量」が重要になります。
<唾液の質チェックシート>
□ヨーグルトなどの発酵食品をあまり食べない
□冷たい飲み物や食べ物をよく摂取する
□人よりごはんを早く食べ終わってしまう
□脂っこい物や肉が好き
□体操や散歩など簡単にできる運動でも面倒臭くてほとんどしない
□よく便秘になる、あるいは下痢になる
<唾液の量チェックシート>
□飲料水が手放せなく、いつも持っている
□食事のとき食べ物を味噌汁やお茶などで流し込んでいる
□口の中がネバネバする、あるいはパサパサしている気がする
□気がつくと口で呼吸している
□口の中に口内炎などの傷ができやすい
□歯みがきしているのに虫歯が多い
チェックが3つ以上ついた人は、唾液の質や量が落ち、正常な働きがそこなわれている可能性があります。体の水分量・緊張度合い・ストレス・内服薬など、唾液は様々な影響を受けます。こまめに水分を取り、ストレスをなるべくためず、お薬に頼らない生活ができるように心がけると唾液が出るようになるでしょう!
稲毛の歯医者、なかむら歯科です。
まだまだ暑い夜がありますが、皆さんはしっかりと睡眠はとれていますか?
今回は”睡眠”に関するお話です。
先日、私も会員となっている「日本睡眠歯科学会」の勉強会を受講いたしました。
就寝時、無意識だからこそ皆さんが自覚できないことが、口の中では起こっています。
無音なのが「クレンチング」といわれる噛みしめ、
音がはっきりと聞こえるのは「グライディング」といわれる歯ぎしりです。
唾液が減少する睡眠時にこのような高頻度、長時間、過大な力によって、
歯質崩壊・知覚過敏・顎関節の問題・歯肉や顎骨などの
歯周組織への影響・歯根破折など多大な問題が起きています。
さらに睡眠時無呼吸症候群・逆流性食道炎の方、
不安傾向・ストレス感受性が強い方、
カフェイン・ニコチン・アルコールなどの嗜好品がより、
クレンチング・グライディングのリスクを高めます。
残念ながら無意識、自覚できないことが、さらなる悪影響を与えているのです。
そこで、保険適応の筋電計による視覚化が検査・診断においては大切です。
自己負担は1,800円くらいとなりますが、睡眠時に
頬付近にシール状の筋電計を.
貼って寝ていただくだけです
「見える化」することで、しっかりと自覚していただくことが治療の動機付けにもなるのです。
ご興味のある方はぜひともご相談ください。
患者様から「あの歯医者はすぐに抜歯する」と聞くことがあります。
歯医者としてはそれはとても残念な言葉なんですよ。。。
昔の治療技術ではそういったこともあったかもしれませんが、
現在の歯科医療の進歩を考えると、できるだけ保存して抜歯を避けることをまずは考えます。
抜歯に伴い、注射による麻酔や緊張からの体調の急変などが起こることもあります。
抜歯後の治療法(ブリッジなどで隣接歯を削るデメリット、入れ歯の不自由さなど)を考えると
我々は好きで抜歯を選択することは絶対にありません。
虫歯がひどい状態、外傷で折れてしまった歯、歯周病でグラグラな状態の歯など
保存が不可能な場合のみに抜歯を選択せざるを得ないのです。
かつて、役作りのために抜歯をしたという俳優の話を聞いたことがあります。
「役者魂」が熱いと世間では言われましたが、我々としてはあり得ないことなんですよ。。。
抜歯した後、保険の入れ歯を選択した方で
「入れ歯が合わない」「痛くて噛めない」「喋りにくい」とご不満の方は
ぜひ一度、コンフォートというシリコンの柔らかい入れ歯をご検討ください。
緊急事態宣言が発令されている点や厚生労働省、日本歯科医師会からの通達もあり
当院では 5月6日予定の緊急事態宣言解除されるまでの間、
緊急性のない方(定期検診も含む)、クリーニングのみご希望の方、ホワイトニングご希望の方の
御予約を延期して頂く 対応となります。
また、院長が緊急性が高くないと判断した場合もご予約の延期をさせて頂くことがあります。
なお、ご予約・お問い合わせは お電話のみの対応となっております。
(E-PARK・当サイトの予約画面からの予約は現在受け付けておりません。)
常時、院内換気をしておりますので上着などで調節して頂けたら幸いです。
ご理解とご協力のほど賜りますようお願い申し上げます。
5月7日には元気でお会いしましょう。。