多くの場合、保険適応で行う虫歯の治療では、一般的に銀歯と呼ばれる、強度のある銀色の金属を用いた詰め物や被せ物を使います。しかし、この銀歯、笑ったときや口を開いたときにどうしても目立ってしまいます。
当院では虫歯を治すだけではなく、歯の美しさにも重点をおいた治療を行っています。
また歯にコンプレックスを抱えていると、喋るときに口元を抑える癖や、笑うときに大きな口を開けて笑うことに抵抗ができてしまう方も多くいらっしゃいます。審美歯科は歯の美しさを手に入れるだけでなく、その人の自然な笑顔や表情を取り戻すことにもつながり、美しい笑顔や自然な表情は、その人の印象をガラッとかえことができます。
銀歯はその名の通り「銀色」なので白い歯が並ぶ中、笑ったりすると目立ってしまいます。それが気になって大きな口を開けられないという方も少なくないのではないでしょうか。特に糸切り歯の横の小臼歯あたりは口を開けると目立つこともあり、お悩みの方が多くいらっしゃします。
タバコのヤニ、コーヒーやワインなどの色の多い食品を日常的に摂取していると、その色素が歯の表面に付着し歯が黄ばんでしまいます。また歯の内側にある神経は、新陳代謝を繰り返すことで華麗とともに黄ばんで行きます。また表面を覆うエナメル質も歯磨きや歯ぎしりで、次第に薄くなるため見た目が黄ばんでみえるようになります。
虫歯が原因で歯の神経を抜いてしまうと、その歯は死んでしまいます。死んでしまった歯は新陳代謝がなくなってしまうため古い細胞がそのまま残りどんどん黒ずんでいってしまいます。
セレックシステムとは、コンピュータシステムによって、歯のかぶせものを作成するシステムです。
患者さまの口内を光学カメラで撮影しそのデータを元にコンピュータ画面上で設計し、機械で自動的にセラミックの歯を削り出します。
国内ではまだあまり導入している院はありませんが、欧米ではよく知られた治療方法として浸透しています。
全てセラミックで作成された被せ物です。非金属なので見た目が良い上に、強度も高いです。また金属アレルギーの心配がなくより自然な色合い形の再現が可能です。強度も高く、長年使用しても変色せず、健康的な白い歯の輝きを保ち続けます。
内側は金属、外側はセラミックで覆われた白い歯です。審美性、強度共に高くしっかりとメンテナンスをすれば、半永久的に美しさを保つことができます。見た目的にも一番天然の歯に近い美しさを持つことが特徴です。しかし、オールセラミックと比べると経年的審美性はやや劣ります。
セラミックの硬さと、樹脂の粘り強さを併せ持った特徴を持つ素材です。色調は天然歯に似ており、自然で綺麗な仕上がりですが経年劣化により色が多少黄色味を帯びて行ってしまうデメリットがあります。
ホワイトニングとは歯の漂白のことで、専用の薬によって歯を削らずに白くする処置のことをいいます。白く美しい歯になると、今までコンプレックスがあってうまく笑えなかった方も、口元を手で隠すことなくにっこり笑えます。短時間で出来るので、結婚式前のブライダルホワイトニングにもお勧めです。肌や髪の色が違うように、歯の色も一人ひとり違います。(イエロー系、ブラウン系、グレー系、ブルー系)また、生活習慣や着色などによって色が変わってきます。ホワイトニングは本来ご自身が持っている自然な色、透明感のある色を目指します。
専用のマウスピースを作成し、薬剤を使いご自身でホワイトニングをする方法です。オフィスホワイトニングと比べ白さを実感できるまで時間はかかります。ですがオフィスホワイトニングより安価であること、また白くなるまでは時間がかかりますが、効果の持続性が長いのが特徴です。
歯科医院で行うホワイトニングのことをいい、粘度の高い漂白剤を歯に塗布した上で、効果を高めるためにライトを照射します。オフィスホワイトニングは医師の管理のもと治療を行うので強い薬剤と強力なライトを使うことができます。そのため漂白効果を一気に促進させることができるため、短い期間で効果を出すことができます。
歯の表面を薄く削って、オールセラミックやハイブリットセラミックでできた薄い付け爪のようなものを取り付けることにより、見た目を白くしたり、すきっ歯の隙間をなくしたり、欠けた歯を隠す治療のことを言います。クラウンをかぶせる治療に比べて、天然の歯を削る量が少なく、部分矯正より短時間で治療が終わることが特徴です
基本的に、短時間で治療が終わるため短期間で歯並びを綺麗にしたい方へおすすめの治療方法です。結婚式を控えている方や、仕事が忙しくてあまり治療に方は検討してみてはいかがでしょうか。また歯の表面を薄く削るだけで治療ができるので、あまり大きく歯を削りたくない人や、少ない痛みで治療をしたい方にもおすすめの治療方法です。
審美歯科は自由診療となり保険が適応されないため医療費がどうしても高額になってしまいます。しかし医療費控除という制度を利用することにより医療費の一部の補填することができます。年間10万以上の医療費を支払った場合は、確定申告をすると収めた税金の一部が返金されます。
医療費控除の対象は、1年間で「本人または、家族のために支払った医療費」。「通院のための交通費」等が対象となります。確定申告は毎年2月16日〜3月15日となっております、その間に申告する必要がありますので、医療費の領収書は大切に保管しておきましょう。