稲毛の歯医者、なかむら歯科です。
まだまだ暑い夜がありますが、皆さんはしっかりと睡眠はとれていますか?
今回は”睡眠”に関するお話です。
先日、私も会員となっている「日本睡眠歯科学会」の勉強会を受講いたしました。
就寝時、無意識だからこそ皆さんが自覚できないことが、口の中では起こっています。
無音なのが「クレンチング」といわれる噛みしめ、
音がはっきりと聞こえるのは「グライディング」といわれる歯ぎしりです。
唾液が減少する睡眠時にこのような高頻度、長時間、過大な力によって、
歯質崩壊・知覚過敏・顎関節の問題・歯肉や顎骨などの
歯周組織への影響・歯根破折など多大な問題が起きています。
さらに睡眠時無呼吸症候群・逆流性食道炎の方、
不安傾向・ストレス感受性が強い方、
カフェイン・ニコチン・アルコールなどの嗜好品がより、
クレンチング・グライディングのリスクを高めます。
残念ながら無意識、自覚できないことが、さらなる悪影響を与えているのです。
そこで、保険適応の筋電計による視覚化が検査・診断においては大切です。
自己負担は1,800円くらいとなりますが、睡眠時に
頬付近にシール状の筋電計を.
貼って寝ていただくだけです
「見える化」することで、しっかりと自覚していただくことが治療の動機付けにもなるのです。
ご興味のある方はぜひともご相談ください。